わたモテ、いつの間にかもこっちがリア充になってた

いちご100%の続編が始まるとか始まらないとかという噂を横に、11巻のKindle版読んでたらもこっちが普通に楽しい学園生活送っていた。タイトルは「モテない」って部分は変わってないからタイトルに偽り無しなんだけども、クリスマスに友人と遊ぶようになっているし、後数巻でモテ始めてもおかしくないんじゃなかろうか。スクールカーストの上層から下層まで全部と関わるオールラウンダータイプになってるではないか…。

ギャグ漫画としては今まで通り面白いんだけど、わたモテに求めてる自身を客観的に描かれてるのを見て、改めて自分の気持ち悪さを気付かされつつ、客観的に見ることで笑ったり心が痛くなったり、っていう楽しみ方が全然できない。一巻の頃の気持ち悪くてぼっちなもこっちはどこに行ってしまったのか。もこっち本人は今でも挙動不審なところもあるかも知れないけども、外から見た限り完全なリア充じゃないか。ゆうちゃんなんて大人の階段登っちゃってるじゃないか!

ぼっちが気持ち悪く描かれてる作品は他に「眠れる教室の喪女」とかあるけどもこれは二巻で残念なことに終わってしまったしなぁ。自身を見つめ直して、身につまされるような非リア漫画は他にないんだろうか…。「ラブやん」、「NHKにようこそ!」とかか。

面白いけども、もこっちにはずっと非リアで居てほしかったと思いつつ、次の巻を待とう。そろそろもこっち三年生に上がるし最終巻も近いのでは…!