【感想】レズと七人の彼女たち

レズと七人の彼女たち 1巻

レズと七人の彼女たち 1巻

KindleUnlimitedにあったので読んだ。現在3巻まで。ムッチャ面白い。漫画なんだけどもこのジャンルは感想を書くにも言葉を選ばないといけない、怯えてしまう昨今。

いやぁ面白かった。現実?フィクション?部分的にフィクション?こんな世界とは無縁の私はフィクションであってくれと読むしか無く。筆者と筆者の彼女達総勢7名のお話。昔のハーレムモノでもあんまり見ないレベルのハーレム。実際こう読むと神経使いそう。複数人で付き合っていく上でのルールとか、そもそもこの漫画への描き方とか。筆者の方の言い回しというか口説き文句が恋愛漫画の言い回しを超えてて、これブラックラグーンでも読んでるんでしょうか?みたいな。カッコいいクール大人。恋愛漫画の告白シーンを詰め合わせてもまだ火力が足りないんじゃなかろうかという怒涛のやり取り。

彼女の一人のペン入れした後の漫画にベタ入れするシーンのエロさ。エロさというより、制作物に対して汚すという背徳感と喜び感じられるほど彼女のことを思える筆者の懐の深さというか愛の深さというか。そりゃ気も利くし、七人も彼女抱えられるわ、みたいな。七人抱えてて愛の深さとはって気もするんだけども。

全然まとまらないけども、こういう関係性が現実に行われてるのが、自分の今まで生きてきた環境では全く無くて勝手に脳内でフィクションの関係が複雑な百合漫画として処理してしまった。エロい表現もないし、漫画漫画した関係でもないし、やっぱり考え方とかやりとりはリアリストで、絶妙なさじ加減の漫画だった。