【ネタバレあり】映画館は見るには狭すぎる。ゴジラ キング・オブ・モンスターズ【頭の悪い感想】
ファーストトレーラーが公開されたときから、待ち望んでたゴジラ キング・オブ・モンスターズ(ゴジラ KOM) を見てきた。 見に行く前にファイナルトレーラーを見てテンション上げて向かった。
でっかい、つよい、かっこいい
ゴジラどーん!!!キングギドラどーん!ゴジラギャァァァォオゥン!!両者ドカーン!!ゴジラ熱戦べ、べ、べべべべ...ぶしゃぁー!!!
頭悪い。だけど戦闘中のときは脳内こんな感じだった。頭悪い感想しか出てこない。ゴジラもキングギドラもモスラもラドンもデカいかっこいい。肉弾戦時はヘビー級ボクシングの試合を見ているようだった。特に南極でのゴジラとキングギドラの初めて対峙するときにはタイトルにあるように「スクリーンもっと大きい方がいい。映画館は見るには狭い」と思った。ゴジラ、今回もちょっと太くてたくましくてカッコいい。重さとデカさ。キングギドラ、デカい。歩く際に翼をちゃんと腕として使って四足歩行する様は衝撃。爬虫類らしさ。モスラ、幼虫はホントに虫。もうちょっとこう愛嬌なかったっけ。そして成虫が神々しすぎる...。何この光り輝く生き物...。ラドン、ファイヤーラドンなんですかね。軍用機を翼だけではたき落とす姿は優雅。
芹沢博士とハズキルーペ
「さらば、友よ。」まさかこのセリフが出てくるとは思わなかった。オキシジェン・デストロイヤーといい、楽曲といい、所々に日本ゴジラのオマージュが垣間見えた。それと同時に渡辺謙が眼鏡かけるシーンありましたよね。これ、ハズキルーペ思い浮かべて笑いこらえてんじゃないのかって思ってたんだけども皆さんどうでしょう。「さらば、友よ。」というセリフとのギャップがもう。
トーマス・ミドルディッチとオシェア・ジャクソン・Jrの素晴らしい間の抜け具合
ドラマ「シリコンバレー」でお馴染みのトーマス・ミドルディッチがここでもまた技術者役で出演している。この方、ちょっと間抜けな役のハマり具合が凄い。ラッパーアイスキューブの長男であるオシェア・ジャクソン・Jrの「ゴジラとモスラはいい仲なのかい?」みたいな臭いけどカッコ面白い言い回しがちょこちょこ入ってて緩急つけてくれていた。
急に祭り感を出すゴジラのテーマ
ゴッジッラ!!モッスラ!!ソイヤ!ソレ!ソレ!ソレ!ソレ!ハッ!ハッ!ハッ!ゴッジラ!!
ナニコレ?????
急な祭りのテンションにフリーズ。笑うシーンこれ?謎の掛け声とともにゴジラ。見てるときにはギャグか何かなのか??みたいに思ったけど冷静に考えると人類から見たゴジラが寄り添う神としたらゴジラを祈りを捧げ鼓舞するという意味合いでゴジラを神輿として担いでるシーンなんですよねこれ。なのでこの神輿、神楽の掛け声がテーマで扱われてるんだろう。。後ろの演奏がいつものゴジラのテーマだったから、リズム等がバスドラムではなく、大太鼓などが利用されていたらもう少し神楽に近付き日本人が受ける印象が違ったのかもしれない。
前回に引き続きエグいゴジラ
今回もゴジラは最後エグい。芹沢博士の喝とモスラの喝により、バーニングゴジラになったゴジラ。芹沢博士の喝でもう核爆発寸前だと言っていたのに、モスラの喝でさらに危険に。これ人間何も対応しなくても大丈夫なの?という心配はしました。それはさておき、今回もゴジラは敵、キングギドラに容赦しません。バーニングゴジラとなった彼は己のエネルギー?をためて爆発攻撃を繰り出し、まずキングギドラの翼を溶かす。さらに連続してもう一度爆発攻撃繰り出し今度はキングギドラの3本の首のうち2本を。最後には残りの1本を首に咥え熱戦を吐き、その熱戦は咥えたキングギドラの口から...。前回のムートーへのお口への熱戦と違って今度はキングギドラをシャボン玉のストローのように...。今回のゴジラは真っ向勝負で戦うんだなぁと見てたら最後の最後でこれだよ...。
次回作ゴジラ vs キングコングの不安
今回、これだけ人気キャラを出してしまい、芹沢博士もバーニングゴジラもオキシジェン・デストロイヤーというネタを使い切ってしまった今作からの次回作はボリューム不足にならないか心配。過激自然派組織がスタッフロール後にキングギドラの首を手に入れたシーンがあるため、メカキングギドラがもしかしたら出てくるんだろうか。その場合完全にキングコングを映画的にも物理的にも食ってしまいそうでそれはそれで心配。 とはいえ、今回17対モンスターがいること、キングギドラが17体を起こし、その影響で地球全体に対して変化が起こっていること、が判明したのでキングコングだけでは終わらなそう、どんどん続編でそう。そこに大期待をしているのでおとなしくワクワクしながらキングコングを待つことにします!
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)
- アーティスト: ベアー・マクレアリー
- 出版社/メーカー: ADA
- 発売日: 2019/05/31
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