「フリースタイルダンジョン」、R-指定 vs TK da 黒ぶちの試合がアツすぎる

助演男優賞

助演男優賞

数日前のフリースタイルダンジョンが無茶苦茶面白かった。チャレンジャーはNAIKA MC、崇勲、TK da 黒ぶちのチーム「パンチラインフェチズ」。

3on3のパンチラインフェチズのコンビネーションっぷりも堪らなかったけど、RとTKの1on1は面白すぎる…。録画したの何回もみちゃう…。

UMB2013でRに負けたTKにとっては、会場の雰囲気が今までの1st, 2nd, 3rdのバトルで完全にチャレンジャー側に傾いていたのが味方してた感じがする。会場に居ないのでわからないけど、3on3後のDOTAMAとチコのコメントはどう考えても悪手でしょうあれ。モンスターむっちゃ弱気だし面白くないじゃん…と。実際に審査するのは審査員としても、会場の雰囲気を加味して決める部分もあるだろうし、次のR戦のバトンパスとしては最悪な形で渡ってしまったのかなと。年末の口迫のR-指定vsDOTAMA戦であっても、こんな空気ではなかった。普段であれば、「やっとR-指定出てきた!Rつえー!」みたいなヒーロー的な存在だったのが、雰囲気の力だけでRが負けて欲しい感がテレビ越しでも感じられるほどだった。会場で本当のところどんな空気だったかは分からないけど。

バトルでは、TKが過去のUMBを踏まえた上での、対R-指定で話運びを続けていて、完全に作戦勝ちだったように思えた。ROUND1の3本目でTKがまさかゆっくり乗ってくるなんて思いもしなかった。そこからRが早口について突っ込むと、TKが1本目でのRの「未来予想図」と絡めて過去の話で対比も持ってきて最後を落とす。Rのフロウも完璧すぎてカッコよかったけれども、TK一人に対しての返しが足りていなかったのかなと感じた。

ROUND2は個人的にはTKの勝ちで、ROUND3を待たずにTKの勝利で良かったんじゃなかろうかと。Rの「それでラスボスに勝てるつもりか」と一言が、パンチラインフェチズが次のステージに進むのを指しているようで、それがまず嫌だった。R-指定の調子は良さそうで韻を踏みまくっては居たが、解説でKEN THE 390が言っていたように「そんなラップ普通じゃねぇ」からのTKの2小節で踏みまくってからの「これが普通かな」のアンサーも刺さっていたし、「R-指定今日ちょっと調子悪いんじゃね」も本人には刺さっていたんじゃなかろうかと。

Twitterでもチラチラ見かけたけども、R-指定も何か今回は調子が悪いように感じた。正直このレベルで調子が悪いって言われるR-指定のハードルの高さがかわいそうと思ってしまうものの、自分自身も韻もフロウも中身も完璧なR-指定を期待してしまっているので、王者の辛いところなのか。

次回は般若 vs NAIKA MCだ。このチームとこの空気で般若に勝てないと、もう誰も勝てないんじゃなかろうか、と思ってしまいそうなので、ぜひ初のラスボス撃破を期待したい。そして、今までの個人戦に戻って、呂布カルマ、GOLBY辺りが出て来て vs R-指定が繰り広げるところを見たい。特にGOLBY vs R-指定。

追記 - Part2も書きました。

w1mvy.hatenablog.com