イキ顔さらして飯食ってるだけのグルメ漫画が気持ち悪くて受け付けない

数年前からグルメ漫画が乱立して未だに衰えを知らずどんどん新作が出ています。 その中に、食べたときに恍惚の表情浮かべてハフハフしてる漫画、ありますよね。

ソレが受け付けられないという主張です。理由はいくつかあります。

グルメ漫画で特色を出すのはそこなのか

私の好きなグルメ漫画に「おとりよせ王子飯田好実」があります。主人公の食べるテンションは正直ウザいですが、実際に存在するお取り寄せグルメを扱っており、気になったら実際にお取り寄せをして食べられます。また、「目玉焼きの黄身 いつつぶす」であれば、普段食べてるモノを真剣にどう食べるのが一般的なのか、自分の食べ方はどうなのか、というのをオッサンが真剣に向き合い、読者に投げかけつつ、シュールな笑いとなっています。 一方、恍惚系グルメ漫画は表情豊かに食ってはおりますが、後何もないですよね。本当。何もないにも程があるだろうと。何か食べてみたいなーとか作ってみたいなーとか美味しそうだなーみたいなグルメ漫画で抱きそうな感想も、一般の漫画みたいな笑いにも、泣きにも何もなっとらんじゃないですか。画集買ったわけじゃねぇんだぞ!!せめて何かクソ長い薀蓄垂れ流すか、俺はまるで人間火力発電所だ、みたいなシュールなセリフを喋ってくれ。

性欲と食欲を単純に結びつけるのが気持ち悪い

食戟のソーマ」エロいですよね。グルメ漫画というカテゴリに括っていいか微妙な例ですけど。ソーマは料理食べると、服はだけて、パンツ見えて、ほぼ裸になりますね。全面にエロを押し出してるので、食事部分とエロ部分を分けて読めます。 ですが、恍惚系グルメ漫画は中途半端にイキ顔晒すだけなので、食事部分とエロ部分が脳内で切り分けられないんですよ。 確かに、食事してるところなんて、一緒にご飯を食べてたとしても、他人がご飯を口に運んで咀嚼するところなんてマジマジ見ないので、一種の他人の秘密の部分を覗いている、と考えれば、性欲と食欲は近いモノがあるのかなぁとも考えることができるかもしれませんが、特殊性癖に近いものがあるので、グルメ漫画としてではなく、ニッチなエロ漫画として描いて頂けたらと…。

単純に気持ち悪い

上とほぼ一緒なんですけどね。 私が知る限り、そんな目立つような表情で食べている人は周りでいません。そんな人いたらきっと気持ち悪いと感じてしまうでしょう。恍惚系漫画も同じく、そんな食べ方するヤツはいないし、単純に気持ちが悪いんだよ!!!!!!受け入れられない理由の大部分がこれだよ!!!!!きぇぇ!!!!

めしぬま。 1

めしぬま。 1