アニメOPの傑作「それでも町は廻っている」のOPで好きなシーン3つ

最終巻、廻覧板が発売され、この一週間程それ町ブームが来ております。ということで、アニメ版OPに触れないわけには行かないだろうとキーボードをカチャカチャしております。

私の中でアニメOPの最高傑作はそれ町だと思っています。 アニメのOP/EDは録画などは飛ばす癖がありましたが、それ町は毎回OPが楽しみで仕方がありませんでした。本編より楽しみにしてたかもしれません。一時期はOPアニメだけをひたすらループし、中毒状態でした。

最終巻発売にあたり、久しぶりにそれ町のOPを見ましたが、やはり素晴らしい。ずっと見てられます…。音楽もアニメーションも柔らかくて theそれ町 という空気感を醸し出して、最高です。ピアノの繰り返しの旋律は、歩鳥が望んでいる変わらない丸子商店街を表しているよう、歩鳥、タッツン、紺先輩のダンスはふわふわ浮遊感があり、それ町の雰囲気が感じられます。

全部通して全部好きなんですけど、その中でもテンション上がるシーンを3つあげてみました。

紺先輩の貴重なダンスシーン

紺先輩の貴重なダンスシーンです。自信満々にダンスをしてます。その前のパートでは歩鳥、タッツンのソロダンスがあります。三人のソロダンスは全部ふわっと可愛いのですが、まーウィンクしちゃう紺先輩が一番ですよね。後は地味に後ろでぼーっと見てる歩鳥とタッツンと手前のばーちゃんの対比が面白いです。後ろの二人の顔はデフォルメされてて、タッツンに至ってはもののけ姫のコダマのようです。一方手前のばーちゃんの顔は異常にキリッとイケメンです。

カップに埋もれてからのヌンチャク芸を披露する歩鳥

歩鳥がお盆を上に投げてくるっと回転して決めポーズをします。投げる前にちょっと助走を付ける感じと、くるっと回転するときのスカートのヒラヒラ具合が重力感があって良いですね…。 その後、上からカップが大量に振って来て埋もれます。一瞬ビックリした顔になるのが良いですね。 不死鳥の如くカップから出て、ブルース・リーのようなシルエットをバックに、歩鳥がお盆をヌンチャクのように振り回す。左下にはドラゴンも居るので「燃えよ、歩鳥」のエピソードを思い出します。アニメのタイミングと「燃えよ、歩鳥」はどっちが早いんだろうか。漫画の影響を受けてのこのヌンチャクスタイルなんでしょうか。

ロゴ後の「DownTownへ繰り出そう」で動きまくる歩鳥

回転するロゴの後にラストに「DownTownへ繰り出そう」が三回来ます。もうこっからずっと歩鳥のターンです。歩鳥って元気なイメージが強いので、動いてると凄い可愛いです。

歩鳥がペンギンの如くちょんちょんジャンプしながら回転し、途中から大きくぐるっと回転、マイクスタンド代わりのモップを持って決めポーズ。左からのタッツンの「そうそう」って言ってる姿も可愛いですね。 次に、モップを持ったまま機敏にステップを踏みつつ、モップを一回転させて決めポーズ。正直なところ歩鳥ってこんな機敏なダンスできるんだろうかと思ってしまいますが…。 この次がやはり何度見ても素晴らしくて、歩鳥とタッツンでめいどポーズをするんですけど、タッツンがめいどポーズできないのが忠実に再現されてて手のひらがゴニョゴニョ動かして誤魔化してる感が良いですね….。 最後のスカートひらりからのハートポーズで歩鳥のターンが終わると共にオープニングもお終いです。後半も怒涛の如く動きまくって飽きません。

この変な記事を読んで、OPを見た人も見たことない人も、OPを見てもらうキッカケとなれば幸いです。 EDの話になってしまうけど、「便秘は難産浣腸浣腸」って歌詞は女子高校生的にも紺先輩的にもその歌詞で良いんだろうか。