それ町廻覧板を読んでもう一度エピローグまで読みなおそう

【ネタバレあり】それでも町は廻っている、それぞれのエピローグ - 人生は沢城とみゆきでできている

先日の記事で廻覧板のKindle版を求めていましたが、ついに廻覧板がKindleで発売されました。

全巻、全話の解説を読んでると、「あーやっぱこういう意図があったんだなー」とか「全然気付いてませんでしたわー」みたいな現代文の答え合わせしてる感じで楽しく読めます。廻覧板と単行本を一緒に読んでいこう!と思って気付いたんですが、どっちも電子版だとタブレット一つしかないと行き来が大変ですねこれ…。スマホタブレットで読むことで問題を回避しております…。

年表、こうして3年間を見てみると2年生の話が多いんですね。1年目は紺先輩と出会っていないし、3年目には紺先輩が卒業してるからそれはそうか、という納得感とともに、紺先輩の存在は大きいんだなぁという再認識をしました。

そして、未収録漫画が4本!太っ腹。そのうちの一つが紺先輩の声優の矢澤りえかさんの結婚を祝う漫画でして、これを小見川さんと矢澤さんの二人でアフレコしてモーションコミックのように映像化したと…。声付きで聞いて読みたかった…。そして紺先輩の声優さんが引退されていることを今ググって知りました。Blu-rayBOXの特典の漫画では紺先輩が「メイド!」の手の形をやって恥ずかしがるという全世界の紺先輩ファン垂涎のシーンがあります。このシーンで元は取れるでしょう。

ここから不満になってしまいます。ざぁっと一通りは読んだんですけど、「あ、ページ数少な。」と思ってしまいました。思いません?こう、ガイドブックって聞くと300ページ400ページあるのかな?みたいな期待をしてしまうとちょっとガッカリしてしまうかもですね。

理由としては各項目を1ページに詰め込み過ぎなんじゃと。キャラクター図鑑は歩鳥、辰野、紺先輩の主役でさえ半ページで終わっている。こう皆の印象に残ってそうなコマとかセリフとかが一緒に載せるんじゃないのか…!!次、未収録漫画。未収録漫画のうち2本が通常の単行本であれば4ページのモノを1ページに4ページ分まとめて載せています。せっかくの静ねーちゃんが小さくて残念です。次、イラスト集。これもやっぱ小さい…!!バーンと1ページで見たい気持ちがあります。小さくするならもう少しゴチャゴチャ感がある方が好みです。

最終巻と比べると文句ばかりを並べてしまいましたが、全話解説、年表だけで十分価値のあるガイドブックでした。確実に今までのを読み返したくなってしまいます。