【フリースタイルダンジョン】クリティカルヒッターズ、チコ/T-Pablowにクリティカル負け

しれっと1on1制になるかなと思ったけど、通常通りチーム戦でしたね。

「クリティカルヒッターズ」という名前でこれ、クリティカルで負けたらちょっとかっこ悪いなとか思ってたら、まさかのクリティカル負け。だけども最終Roundにもつれ込んで紙一重のクリティカルヒットって感じだった。先週の呂布カルマの試合よりもよっぽど格好良い負け方だと思う。

カルデラビスタって何か知り合いに確か居たかも、って凄い思ってしまうんだけど皆様どうでしょう。そんな感じしないですかね。

Round1

これはどちらも甲乙がつけ難いというか、どっちかというとモンスター側もチャレンジャー側にも決め手が無かった。チコ「危ねぇ メンタル 鋼のメンタル この場所で俺達が天から下してく」これは負けっぱなしが続いている自身の心と意気込みなんだろうか。結果として今回はクリティカルで勝ったのでメンタルの調子を取り戻して欲しいところ。T-Pablow「俺達はモンスター 抜け出すぜ暗いとこ チーム名からして お前らないなプライド だから出来ない上手くフライト 悪ぃけど 勝利 お前ら 無愛想」PONY「本当一方通行しか見えてないようだもうちょっと磨こうか内心 内面」句潤「判断は落胆な簡単なチャレンジャー モンスター食っちゃっていいっすか?」 この一本目が凄い微妙で互い違いに内容噛み合ってなくて、これチーム戦なんだよね…と心配になった。 二本目のT-Pablowの「一方通行じゃねぇお前らと交わんねぇ 対向車線」が言い得て妙で二本目に関しても個々の音の載せ方は格好いいんだけど内容がこうパッとしない。3週連続の呂布カルマのせいで内容を求めてしまう体になってしまったんだろうか。 KEN THE 390の「4小節を2小節にしてみたりアグレッシブなところを評価」というチームコンビネーションのちょっとしたところが判断基準に上げてたところと「セッションをしている」という言葉にある通り、互いに決め手がないんだろうなと。バトルっぽくないRoundだった。

Round2

Round2もフロウvsフロウみたいな展開だった。モンスター側はビート間を流れるように、チャレンジャーはビート間で緩急付けて。全Round通してT-Pablowのチコのリズムの乗り方に合わせつつ、かつチコより韻を踏む、というスタイルがかなりハマってて、モンスターチームはこの順序が逆だったら上手いコンビネーションという形で表れないんじゃないだろうか。フロウも韻もできるT-Pablowじゃないと成り立たないコンビネーションだなぁと感じる。このRoundに関して言うと、個人的には最後のPONYの「本当楽しいこの状況二度とはねぇ ちゃんとこの目に刻み込め おっとごめん あっ日本人ならお米 足りてねぇようじゃ 華奢な体だね」って部分が乗り方といい「二度とはねぇ」「刻み込め」「ごめん」「お米」という踏み方といい「おっとゴメン あっ日本人ならお米 足りてねぇようじゃ 華奢な体だね」というくだらない内容が相まって、今回の試合の中で一番好きかもしれない。個人的クリティカルはこの箇所でした。

Round3

「エイエイAとAとB 永久でB級のこのグルメが残るフロウだ」今回チコもチコで毎Roundの一発目で色々な音の載せ方をしてて、改めてフロウが上手いんだなぁとしみじみ思いつつ、どのRoundも2本目3本目になるとバイブスが前に出過ぎてて、そこをT-Pablowが冷静にフロウと韻で歯止めをかける感じになっていて、良いチームというか良いT-Pablowだなぁと。試合もT-Pablowの「何がお前 鬼になる 分かる価値ならこっちにある 分かるかな? 俺らラップすれば確実にコイツとちり出す これがフロウ 2017年 お前らどう? それなら2005年のラップだぜ」が要になってる。これに対して「スキルをアップデートしてなきゃならねぇ そんなの当然 かましておくれ」というブキを変えてるぜというPONYと「時代に合わせて呼吸するつもりはねぇ コレが俺のやり方ブレず1本だけ」という時代に流されないという句潤の二つがダブルスタンダードになっててチーム内で自爆してしまったように思えた。

楽曲

楽曲、モンスターだけかと思ってたけどERONEもKEN THE 390の姿も見えるけど、その当たりも参加するのだろうか

フリースタイル・ダンジョン 2016

フリースタイル・ダンジョン 2016