【フリースタイルダンジョン】言葉のウエイトおじさん呂布カルマ、DOTAMAもKEN THE 390もSKY-HIも殴り倒す

いやー呂布カルマの勢いが全く止まらないですねぇ。DOTAMA戦だけで今回は終わりですか。呂布カルマ尺使いますねぇ。

Round1

試合前のDOTAMAの「チームの駆け引きよりはサシのぶん殴り合いの方が観客も分かりやすい」というコメントにDOTAMAってチーム戦で仲間内での駆け引きとか戦法とかやってるようには見えないと思いつつ、きっと呂布カルマと正面衝突の言葉のぶつかり合いが見れるんだろうなぁと楽しみにしていた。

が、このRound1のDOTAMAのスタイルがどうしても嫌な感じがなんだよなぁ…。全体的に客側の方向いてて、それは戦略なんだろうけども、DOTAMAには目の前の相手をちゃんと上からディスり倒す、ってのが格好いいと思うので、あまりDOTAMAに肩入れが出来ず全体的に私の中で呂布カルマ贔屓になってしまった。けども「言葉のウエイトおじさん」ってワードセンスは非常に好みだった。晋平太の"拙者は運転者"みたいに、呂布カルマ、"言葉のウエイトおじさん"って言われて欲しい。そして「サイコ」はコンプラに引っかかるんですな。

呂布カルマの「さっきのバース俺に0ダメージ お前何しに出てきたのかわかんねーし」に対するDOTAMAの「ダメージ無ぇのは当たり前だろ判定お客さんじゃなくて審査員が決めるから」試合前のコメントで殴り合いするって言ってるのを見てしまって若干のカッコ悪さが見えてしまった。けども、その後の「34歳 32歳 おっさんラッパーが罵り合ってます」は面白い。呂布カルマにダメージ自体入るものでは無さそうだけども。

呂布カルマ「歳を上げれば上げるだけ言葉も重くなるフロウも冴えるそれだけ」T-Pablow戦を見た後だと、アレ?って思ってしまった。年齢とか言葉の重みとか喋っちゃう?DOTAMAもむっちゃニヤついてるし。ワイプのT-Pablowはどう思っているの?

DOTAMAの今回の戦い方のスタイルとか試合前のコメントと実際の試合の部分でのちぐはぐさが感じられた。呂布カルマも呂布カルマで年齢と重みの話し出しているし、何かどっちにも手を上げたくない試合だった。

Round2

何となくもしかしたらDOTAMAが2連勝でさらっと買ってしまうんじゃなかろうかと思ったRound2。

呂布カルマ「"言葉の重み"って言葉ダセェから俺は"ウエイト"って言い換えたんだよ」「なるほど 俺相手に向き合えねぇからお客さんの方向いてるわけね」、ウエイトって言葉はそこまでカッコいいのかと思いつつ、Round1のDOTAMAのスタイルを晒してくれてありがとう呂布カルマって感じだった。DOTAMA「"重み"を"ウエイト"って言い換えるのカッコいい?」ちょっと思ってたことを言ってくれた。「呂布さんあんたは新興宗教家 俺があんたの心臓を食うのさ」この韻好きなんだけど「心臓"を"食うのさ」の"を"が無い方が何かしっくり来る、そしてCINDERELLA MC's戦でも呂布カルマは宗教だと言っていたのを見事本人の前でも言ってくれた。

対し呂布カルマ「俺を宗教とか言う奴まだいるかね マジで笑っちまう」はいすみません。前回前々回ぐらいの記事でカルマ信者になるとか言ってました。正直まだまだ一杯いるんじゃないか。「HIPHOPってのはまさに宗教そのものだから俺がそれを体現してるわけだよ」カッコいいここ。HIPHOPに限らず音楽のジャンルに置いてはどれに関しても個人の好み主張があるしジャンル毎に宗教なんじゃなかろうかという感じは確かにある。呂布自身から宗教と言っているわけではないが、今自身の置かれている状況が宗教家って言うならば呂布自体がHIPHOPそのものなんじゃないのか、ということですかね。呂布カルマだからこういうことを考えているんだろうみたいなのを良いように汲み取る私みたいなのがいるから呂布カルマが宗教、というか呂布カルマ好きは信者だ、と言われてしまうんだろうか。「とっくにHIPHOP捨てちまったお前には分かんねぇかなぁPOPS野郎がよ」DOTAMAの「ベストソング」とかFINAL FLASHなどを見ると、「YEAH」、「音楽ワルキューレ」など好きな楽曲はあるんだけど、まぁHIPHOPっぽいラッパーではないよなぁと思ってしまうところ。

DOTAMAが「自分の自我が無いラッパーばかりが呂布さんを好きになっている MC DOTAMAの方がILL」と返していたが、個人的にやっぱり今回のDOTAMAの観客の方ばっか注目してるスタンスがあまり好きじゃないので私の中では呂布カルマのがILLなんだけども、それに勝るぐらい"ウエイト"部分に関してはダサさがあったのでRound2はDOTAMAかなと思った。

Round3

問題のRound3。問題と言っても爆笑な問題。DOTAMA「確かに宗教って言ったけど 呂布さん俺はあんたの音源もライブも好きだ」相手をちょっと尊重し始める感じのバース吐いたら、吐いた方が負けるというイメージがあるんだけど、皆さんありませんかね。

そして問題の序章となる「SKY-HIくんよりイケメンじゃないけど俺の方がラップが上手い」ここで何故かSKY-HIの名前が出てとりあえずDOTAMAが軽くdisる。この後の呂布カルマ気持ち良くてカッコいい「いや SKY-HIよりラップも下手だし顔もイケてないし俺はお前に憧れない 何から何まで俺に伝わらない HIPHOPってのは片思い そりゃ仕方がない 」DOTAMAを丸ごとディスりつつ、HIPHOP愛を表現。「これ地上波でやってない愛知出身」、愛知ってやってないのか。静岡よりもチャンネル多いと思うんだけども名古屋でも見れないんだろうか。

DOTAMA「確かにSKY-HIくんよりラップ上手いと思うよ だってKENさんとフューチャリングしてた Turn Up あれだって タカティータカティータカティーとかいうあのSKY-HIくんのラップより絶対に僕の方が分かりやすいでしょ」今度はKEN THE 390も引き連れてくるDOTAMA。確かにSKY-HIのあのRap God意識し過ぎだろうと言わざるをえないあの部分をタカティータカティータカティーって表現するのに笑ってしまった。ワイプのKEN THE 390も苦笑いしている。私は未だにあの部分は何て歌ってるのかはわかりません。

呂布カルマ「いや その曲ごと知らねぇわ ごめんマニアックな話されてもしょうがねぇ」この全部何もかもなぎ倒してついでにTurn Upに参加してるT-Pablowも引っくるめてダメージ与えるこの一言。「NAIKAの暑さは本物 お前のはヒステリー全く種類が違う」ここは昔のDOTAMAは暑苦しくて勢いもあったけども最近は暑苦しさが何かテンション高いだけなのかなぁとチーム戦とか見ると思うところがあって、ヒステリーって的確に表現してくれた。

DOTAMA「KENさんのあの曲知らないってあんた遅れてる」これは実際どうなんだろう、本職ラッパーならある程度は流行は抑えとくべきなんだろうけどもTurn Upって流行りなんだろうか。「あんた待ってる間こうやってウロウロウロウロDOTAMAに何言おうかって考えてるんだよ」確かに何かウロウロしてるイメージがあって上手いこと言うわーと思いつつ、見返したら意外に動いていなかった、ウロウロというかフラフラだった。

呂布カルマ「KENさんには悪いけど聴いてない俺は格好いいHIPHOPしか聴かない ダセェHIP HOP聴いて勝手に耳が腐っちまったらそれはそいつの責任だから俺は知らない」この何故か最後はKEN THE 390へのディスで締められるRound3。そりゃDOTAMAも大爆笑しますわ。審査員ディスって終わりって。

でもここでクリティカルが出るのがまた面白い。KEN THE 390はこれはDOTAMA側に上げてもまぁしょうがないよねって思うところだったけども、「SKY-HIもDOTAMAも呂布カルマも自分のビジョンがあるラップをしていて格好いい」と全部褒めるKEN△

Round4前に「KENさんのソロ曲はちゃんと聴いてるんで 要らないフューチャリングが入ってるやつは全然聴いてないんですけど」とR-指定戦前に審査員の印象を良くしつつ、そのフューチャリングの曲って「ガッデム!! OSAKA ver」のことなのかな?と思いつつ、次週はついにリベンジマッチのR-指定戦!!まだまだ呂布カルマ楽しませてくれますね!!!

KEN THE 390 ALL TIME BEST ~ The 10th Anniversary ~

KEN THE 390 ALL TIME BEST ~ The 10th Anniversary ~