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新展開、あさひなぐ22巻

一堂という強敵を倒し、東京予選が終わり、一区切りが付いた21巻から続いて、関東大会。21巻の終わりにちらっと出てきた新キャラ河丸が、初っ端から一堂を下し、東島の前に立ちはだかります。

テニスの王子様みたいにスーパー超人みたいな技が使えないスポーツ漫画はある程度でライバルキャラのインフレが止まってしまうのが難しいところですね。その代わりに基本主人公の精神的成長が描かれるわけで。私はあまりどのスポーツも詳しくない&興味もないので、精神的な部分が細かく描かれているスポーツ漫画が好きです。あさひなぐは一試合一試合の東島の弱気だけども諦めない心情が描かれているのが好きです。が、宮地、一堂という目指す目標を決めて、一堂というライバルを倒すところまで来てしまい、弱気でふにゃふにゃだったころの東島の姿は無く、精神的には成長しきってしまったようにみえる東島が、次に今後どういった困難にぶつかり、どういった成長を遂げるんでしょうか。

この巻では今まで出てきた伏線が少しずつ動いており、ザ新章という気分で読むことができました。宮地弟との恋愛展開、やす子先生の過去、東島と他高校との交流シーンなどなど、22巻にしてようやく!という気持ちと正直21巻で終わると思ってた!という気持ちの両方ありますけども。全国大会まで行くとなるとこのペースだと50,60巻ぐらいは行ってしまいそうな気がする。

一堂が東島の手合わせを自分からかって出るシーンは胸熱ですね。敵だった相手がーというよくあるパターンですけど。高校は違うからずっと敵といえば敵なんですけど。今まで一人での勝ちに拘っていた一堂の「私は団体も残っとるし。」というしれっとしたセリフがカッコイイですね。

後は終わりのやす子先生の過去。宮地とやす子先生との対峙で描かれていますが、やす子先生の後輩は眼鏡なのでこちらは東島との対比でしょうか。怪我しているのはそれぞれ逆ですね。この辺が次巻でどう動いていくのか楽しみです。